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「小樽運河」と「人情ラーメン」 14:04
「小樽」続編です。

この日は曇り空でとても風が冷たく、運河の辺りも強風が吹いていました。絵葉書に映る「小樽運河」はほとんどが晴天か夜景ということで、そういった意味においてはこんな写真も味があって良いかも。なんちゃってねたらーっ



二枚目の写真は山側をバックに。



何処へ行っても美味しいものを探してしまう僕は小樽でも当然食べまくり。だからスリムにならないなんていうなよなノーノー

札幌のネットカフェで調査した結果、小樽は和菓子が美味しいという情報があったので取り合えずは地元では超有名な「新倉屋総本舗」で代表作の「花園だんご」を。さっぱりとした甘さが僕好みでとても好感が持てましたニコニコ

さて小樽で味わったもう一件のお店はラーメン屋さん。しかしここがかなりドキドキもんでした。何ってたって電話もなければ当然の如くお店のホームページもない。判っているのは「つかさ」という店名と「稲穂2−13」という住所だけ。しかしインターネットのいくつかの個人ブログではなかなかの評判。穴場発見するぞ!という意気込みで探しまくること30分、ようやく店の前に到着しました。かなり年季が入ってる。うーん、これほどの外装のお店にはここ数十年入った事がないかもしれない・・・・。そう考えつつも思いきって入口の戸を開けてみました。うーん、外装以上に内装は個性的!間違いなく開店以来手を加えたことがないという雰囲気。言うなればそれも「味」ということなんですね。たらーっ



店内は右手にカウンターがあり、その前に椅子が八つばかり並べられているだけのこじんまりとした佇まい。そのカウンターの中には看板娘がいるわけではなく、「お母さん」と呼びたくなるような年代の細身の女性はひとりいるだけ。前日、札幌にて絶品の味噌ラーメンを食べてしまった故にここでは「醤油ラーメン」を注文。出来上がるまでの間、しばし僕は店内を観察していました。まず壁に目をやると吉田拓郎のデビュー当時のでっかいポスター。これは僕が小学生の頃に見たものだ、懐かしいな〜、などと懐かしいもの好きな僕の心はそれだけであっさりとこの店に対して気を許してしまいました。また一方の壁を見やるとそこには、大きな額に入れられたおびただしい数の電車の「定期券」。そのひとつひとつの定期に記された区間をよく見てみると東京のものが圧倒的に多い。しかしその指定範囲は各々違っているのです。また地元のものと思われるものはとても少なそうに見えます。これはどうしたことか?そんなことを考えているうちにラーメンが出来上がってきました。よくかき混ぜながら食べて』とお母さんが一言。実際に食べてみると酸味が利いていてなかなか個性的。さっぱりとしていて非常に食べやすい。食べながらも「定期券」のことが気になっていた僕は、そのことをお母さんに尋ねてみました。するとお母さんは小さな笑みを浮かべながら『みんなこの店を訪れた人が記念に置いてってくれたものなんですよ』と。そして僕がインターネットで見ていたらとても評判になっているので来たんですよ、と伝えると『お客さんが来なくなってしまうときっと店が潰れて、私が生活出来なくなると心配している人達がいっぱい書いてくれているようなんです』。お母さんは少し照れくさそうに話してくれました。一杯のラーメンを食べに来たお客さんがそんな風に考えて応援したくなるなんてとてもすごいことだと僕は思いました。それはお母さんの作るラーメンとお母さん自身の人柄のせいです。そんなことを思いながら丼に残ったスープを飲み干したらとても幸せな気持ちが僕を満たしました。そしてたまたま財布に残っていた定期券をお母さんに受け取ってもらい、僕はやさしい気持ちを胸に小樽を後にして東京へと向ったのでした。北の地、小樽で僕が出会った素敵なものとは何より人の温かな心でした。
| sightseeing | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 和栗卓也
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