It's my melodyいつか君の夢 かなえるために 今日を生きているよ 忘れないで
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「ミスト」 16:34
 1968年に公開された「猿の惑星」のラストシーンは衝撃的でした。猿が人間を支配する星へ辿り着いてしまった宇宙飛行士。最後の希望を抱いて宇宙ロケットを探しに出た海で彼が見たものは傾きながら海辺に突き刺さる“自由の女神”の姿でした。しかしそれは本当の“絶望”ではなかった、と感じさせてくれるのがこの「ミスト」という作品。これ程までに“絶望”というものを見事に表現しきった作品は他にないのではないか、というのが観終わった後の感想でした。

 “霧の中に潜む怪物”に恐れる人々。しかしこの世界で疑心暗鬼に陥った時の人間の心にさらなる恐ろしさを感じた人も多かったはず。そしてこの映画の主題とも思える「人が人を裁いてはならない」というキリスト教の教えへのアプローチには、死刑制度問題に対しての考えを見直してしまった人も少なからずいるのではないでしょうか。真の“絶望”を感じたことによって今の生活に対しての感覚も変わるかもしれません。

 この作品をホラー映画だと思ってしまい、敬遠したままになっている方も多いでしょうが、そんな方にもイチオシ作品としてお薦めしたいです。
| cinema | comments(1) | trackbacks(0) | posted by 和栗卓也
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映画館で 『ミスト』 を観た後、しばらく放心状態になってしまいました。
(余談ですが、映画館で1月に観た作品 『28週後...』 という作品も強烈でした。)

公開時のキャッチコピーは、
「映画史上かつてない、震撼のラスト15分」 
これほどまでに重苦しくて絶望的な気分にさせる皮肉なラストの作品にはなかなかお目にかかれないかもしれないですね。
逃げ場のない閉鎖的な空間でおこる群集心理の怖さを見事に描いている作品で、お客さん同士みな知り合いなのに、次第に派閥が生まれて分裂し、一触即発の状態になっていく様子はリアルに怖かったなー。

”閉鎖的な空間” ”群集心理” といえば、僕が20代の頃に流行っていたのが 【自己啓発セミナー】(←今でもあるのかなぁ?)
「本当の自分を見つけよう」とか「心の癒し」、「トラウマの解消」・・・といった甘〜い文句でよく勧誘されたものです。
posted by ヒデ・グラント | 2008/10/27 12:45 AM |
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