It's my melodyいつか君の夢 かなえるために 今日を生きているよ 忘れないで
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「ザ・インタープリター the interpreter」 23:19
アフリカのマトボを母国とするシルビアは、自らを世界平和の役に立てるべく国連の通訳として働く女性。ある夜、彼女はマトボ国大統領ズワーニ氏の暗殺計画を知ってしまう。ズワーニ氏の護衛を担当することとなったシークレット・サービスの捜査官ケラーは二週間前に不条理な事故で妻を失ったばかりの男だった。ケラーは、ズワーニ大統領の非人道的な政策により両親を殺害されたという過去を持ったシルビアの証言に強い疑念を抱く。シルビアはそんなケラーに対してこんな話をした。

「人は愛する者を失うと復讐を望む。時には神にさえ。アフリカのクー族はこう信じてる。『生命を救えば悲しみに勝てる』誰かが人手にかかると一年の喪が明ける時『溺れる者の裁き』という儀式を。川辺で夜通し宴を張り夜が明けると殺人者を泳げないように縛り船から川に落とす。その後、遺族が決めるの。彼を溺れさせるか。助けるか。溺れ死ぬのは自業自得。遺族は生涯、喪に服さねばならない。もしこの世の不条理を受け入れて命を助ければ悲しみから解放される。悲しみの安易な産物が復讐」

世界平和の実現の為に尽くすことで一度は悲しみから解き放たれたシルビアだったのだが、やがて最愛の兄までもがその犠牲になったと知った時、彼女はそれまでの平和への理念を見失い、復讐の鬼と化してしまう。そしてズワーニ氏を処刑すべく、立ちはだかったシルビアは彼のこめかみに銃を突きつける。するとそこへ彼女の思いを察知したケラー捜査官が駆けつけた。



この映画は、それぞれに大切な存在を奪われた過去を持つ二人が、互いを解り合い、支え合い、その悲しみを「憎悪」ではなく「平和への祈り」によって乗り越えてゆこうとする物語。

憎しみからは何も生まれない、ということは紛れもない真実だと僕は思っている。そして「赦し」と「祈り」こそが魂を救う唯一の道だと信じている。しかしこの世界での僕たちは、日々の生活の中ですぐに心を乱し、悲しみや怒りの虜になりがちだ。どうしたらそんなところから抜け出してゆけるのだろう。そうしたことを常に考えながら生きている方々にはぜひともお奨めしたい作品だ。

| cinema | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 和栗卓也
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