It's my melodyいつか君の夢 かなえるために 今日を生きているよ 忘れないで
すべてのこと 今 思いのままに そして きっと明日のために

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オアシスを感じた午後 02:28
 今日の午後、実家へ行く為、僕は地元の駅に向って歩いていました。もうすぐ改札口に差し掛かろうとしていた時、ひとりの老女に声を掛けられました。聞けば駅周辺の様子が変わり過ぎてしまって、どうやって目的地まで行けば良いか分からないのだと云う。たまたま彼女の行き先が僕の実家のある駅の途中にあったことが分かったので、そこまで一緒に行きましょうと僕は云いました。

 彼女は僕の父と同じ大正13年生まれの84歳。達者な話し口と明るい笑顔でご自身の身の上話なども交えていろいろと話してくれました。その中で彼女が何よりも残念がっていたのは、変わってしまった人々の心のこと。特に近頃頻繁に起きている凶悪事件にはひどく悲しみを覚えている様子でした。そして昨年亡くなられた彼女の親友のことも・・・・。しかし少し痴呆が出始めながらも毎日散歩を欠かさない穏やかなご主人の話になると途端に表情が柔らかくなり、とびきりの素敵な笑顔を見せました。

 目的の駅に電車が停車する直前、僕が『どうぞお体を大切にいつまでもお元気でいて下さい』と声を掛けると、彼女は笑みを浮かべながら頷いて『貴方様もどうぞお元気で。御機嫌よう』と言葉をくれました。そして静かにホームに降り立った彼女は、何度もお辞儀を繰り返しながら僕を見送ってくれました。

 どうということもない風景のようで僕にとってはとても嬉しい出来事でした。まるでオアシスの中で寛いでいたようなひとときだったのです。年を重ねてさらに綺麗になってゆく人の心もある。そんなことを感じました。あの瞬間、僕に声を掛けて下さったことに感謝です。またいつかどこかで。
| diary | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 和栗卓也
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