「注いだ思いは、いつか誰かの命になる」と信じている僕にとってこの絵本との出会いは今年とても嬉しかった出来事のひとつになりました。誰かを、また何かを愛すること、そして愛されることはこの世界で起きるどんなことよりも神聖で尊いこと。冬の寒さに心まで凍えてしまった夜には暖かいココアでも飲みながら読んでほしい絵本です。体の中を流れる温かな思いに気づいてきっと幸せな気持ちになれるはず。絵本屋さんの店内での立ち読みだったのですが僕は涙が堪えられなくなってしまいちょっとだけ困ってしまいました。やっぱり絵本って素敵だな。