It's my melodyいつか君の夢 かなえるために 今日を生きているよ 忘れないで
すべてのこと 今 思いのままに そして きっと明日のために

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「武士の一分」 23:49
 本作品と同じ木村拓也さん主演の映画「君を忘れない」という作品を観たことがあります。そこでは、第二次大戦中の日本軍特攻隊員が望み、感じるとっていたことと現代の若者のそれとの間にそれ程に大きな相違というものがないことを感じ、自分は与えられた“今”という時代を如何に活きるべきかということについて深く考えさせられました。時代背景が大きく違うが故に、却って本質が見えやすいという意味で言えば、時代劇やSF映画はとても便利な表現手段だと僕は思っています。しかし少しでも本質から逸れた、曖昧な表現があったとすると、作品全体の致命的な傷になる怖れも生じます。それこそ作品創りは真剣勝負の“諸刃の剣”といったところでしょうか。「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」から続いた山田洋次監督の時代劇三部作は見事に時代劇という設定を活かし、藤沢周平の心を活き活きと“現代”に伝えてくれたように感じます。

 数年前より藤沢周平作品がブームになっているのは、まるで激動の戦下にあるかの如き、昨今の不安定な世界の情勢の中で、万人が“精神の普遍性”というものに対して、確認しておきたいと願っていることのひとつの兆候なのではないかと感じています。僕自身もこの作品を通して自分の人生の中で大切にしていることや存在について深く見つめ直す良いきっかけを与えられました。人が生きるということの中での普遍的な願いはどこにあるのか、はたまた人が自らの命を賭してまで守りたいと願う“一分”とははたしていかなるものなのか、それをそれぞれの心に照らし合わせながら観て頂くととても感慨深い作品として残ってゆくのではないかと思います。お奨め。
| cinema | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 和栗卓也
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