It's my melodyいつか君の夢 かなえるために 今日を生きているよ 忘れないで
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「La fete 2006」 05:35
 昨日、くにたち市民芸術小ホールにて“voix claire(ヴォア・クレール)音楽教室”の「La fete (ラ・フェット)2006」という演奏会がありました。この演奏会の中で「あの日の君へ」の混声四部合唱が披露されるということを知っていた僕は、同日中の提出期限だったプレゼン用の曲を急いで仕上げた後、めぐメグの車で一路国立へ向かいました。

 会場に着いたのは18時を少し回った頃で、演奏会はちょうど前半が終わり、休憩時間に入ったところでした。入り口で頂いたプログラムに目を通すと53もの演目の一番最後に「合唱 あの日の君へ」と書かれてありました。

 演奏会の二部は子供たちの可愛らしい踊りから始まり、ピアノを含めたキーボードを中心に“V-Drums”や“Hand Sonic”なども用いて、クラシックあり、ジャズあり、ポップスありのバラエティ豊富な内容で進行して行きました。

 僕は時々こうした演奏会を聴きに行くことがあるのですが、この演奏会は会場にいて他で感じるそれとは少し違うものを感じていました。それは何かと云えば「演奏をしている人達の目がとても輝いている」ということ。曲目や使用する楽器などにも出ていたと思うのですが、とにかく演奏する方々が自由に音楽を楽しんでいるのです。また演奏者をサポートしている方々の“眼差し”がとても温かい。ほのぼのとした中にも「真剣さ」や「情熱」が溢れていて、音楽本来の素晴らしさを感じさせているのです。

 この演奏会では基本的に単独の演奏は少なく、「人と人とが心を合わせて音楽をする」ということを大切に考えられているかのようでした。こうしたことの中で技術というものはそれ程大事な部分を担ってはいません。技術が豊富であることは音楽でコミュニケートする際の言語をたくさん知っているということであり、それが多ければ多いほど、確かに通じ合えるチャンスは増えてゆくのです。しかしそれを使うのはあくまで人の心。誰かと音楽を一緒に奏でる時に大切なことは何よりも「見つめ合おう、伝え合おう、受け取り合おう」とする気持ちなのだと僕は思っています。「見つめ合おう、伝え合おう、受け取り合おう」を積極的にしようとしない音楽は、もはや音楽そのものが持っているはずの“豊かさ”や“美しさ”というものを既に全く失っている、とも云えるかもしれません。実はそれは音楽だけに通じることではなく、「人がコミュニケートすることのすべて」に当て嵌まることなのではないかと僕は思っています。いづれにせよ、「音楽は“心”」なのです。

 プログラムが進んで行き、いよいよ最後の曲「あの日の君へ」。ステージの上には子供から大人まで、すべての出演者が並び、声を合わせています。大人たちは丁寧に声を重ね、子供たちは真っ直ぐな輝く瞳で歌っています。とても情熱のある編曲であり、それらすべてが素晴らしい“調和”を奏でていました。



 “共生”というテーマでこの曲の詞を書いたのは確かに僕自身のはずなのですが、それすらも忘れて、僕は目を閉じたまま、彼等が表現する歌にじっと聴き入っていました。するとそこには僕が思い描いた“共生”の素敵さと、僕が思い描いた以上の素晴らしい世界がありました。既に僕の書いた詞は僕だけのものではなく、歌が命を持ち、息づき、成長しているかのようでした。

 しばしば僕は「何故こんな詞を書いたのだろう」と自分が書いた言葉の意味に戸惑うことがあります。出来上がった詞を眺めながら僕は自分自身が書いた詞の意味を探すことがあるのです。それは考えて言葉を捻り出すのではなく、糸を紡ぐように思いを込め、言葉を綴ろうと思うようになってから起こり始めたこと。昨夜、彼らが歌う「あの日の君へ」を聴いていた時、またその帰り道で、僕はあの詞の持つ意味の別の捉え方を感じていました。それを教えてくれたのは紛れもなく彼等の歌であったわけです。

 音楽も「一期一会」。初めにあのメロディがあって、あの時詞を書かせてもらえる機会があって、また彼等の歌があってようやく今、こうして感じている僕が存在しているわけです。そう思うと何という「素晴らしい偶然の連なり」だろうと思います。もしかするとこうしたことこそがこの世界の中で一番素敵なハーモニーというものなのかもしれません。
| live | comments(1) | trackbacks(0) | posted by 和栗卓也
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川島さん、発表会見に来てくださってありがとうございます。
そして、こんなにたくさんのことを感じ、またそれを文章にしてくださって、私たち出演者はみんな感動しております。
がんばった甲斐がありました。
「あの日の君へ」は、これからもみんなで大切に歌い続けていくと思います。
本当にありがとうございました。
posted by めい | 2006/10/11 12:21 AM |
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