「伊豆田洋之アコースティック・ライブ・イン・歐林洞」part3 |
23:49 |
伊豆田さんのライブでオープニング・アクトを務めるのは昨年の11月以来、二度ということになります。前回はアンコールでステージへ呼んで頂き、一緒にBeatlesの「I saw her standing there」を歌わせて頂きました。とっても楽しかったんですけど、それ以上にものすごーく緊張もしました〜
僕の演奏曲目は一昨日書いたように三曲だったのですが、今日のハプニングは最初の「レンブラントの空」の演奏中に起こりました。
歌い出してすぐのこと、やたらとシンセが弾きづらいということに気がつきましたが、その原因がよく分からずに歌っていると突如僕はその理由に思い当りました。
実は開場が始まる前にめぐメグ作のシーボーンアートをバックにして演奏している写真を撮ろうということになり、椅子の位置を変えていたのですが、本番の時にその椅子を元の位置に戻すのを僕は忘れていたのです。そのことに気付いた瞬間に僕は「譜割り」を間違えてしまい、歌詞の字数が足りなくなり、咄嗟に詞の一部を変えて歌っていました。一瞬、背筋が凍りつきましたね〜
でも何とか乗り越えられたというのは、やはり一年間ライブを続けてきたおかげなのかもしれないです。それ程のことでもないか・・・・
二度目のハプニングは一曲目を歌い終わったあと。MCをしながらシンセの設定に触れた瞬間、シンセに内蔵されたリズムボックスが大音量で鳴り出して・・・・
実はそのシンセは同じ事務所に所属しているダンス☆マンがライブで使ったものでした。いやはやかなり驚きました
本日のライブのメインである伊豆田洋之さんは控え室では寡黙な人。セットリストを見やりながら、まるでこれから始まるライブのイメージを膨らましたり、MCのことを考えているようでした。とっても繊細な雰囲気を醸し出していました。
この人の曲が僕は大好きです。特にバラード曲がイイです。「IN MY LIFE」とか「ALGO」とか「HOLD ME TIGHT」とか・・・・素敵な曲がいっぱいあります。伊豆田さんのライブ中、僕はこっそり一番後ろの席で聴き入っていました。いつ聴いてもホント素敵です
楽屋では、伊豆田さんと競演していたチェリストの阿部雅人さんともいろいろな話をさせて頂きました。『生の音楽を知らない人に触れてもらいたい。その為にいろんな音楽の形があってもいい』そんなところで意気投合。とても優しげな印象を抱かせる素敵な人でした
何と阿部さんのチェロは110年程前に造られたもので、3000万円するとかしないとか・・・・。ケースだけでも28万円もするそうです
今度、伊豆田さんと同じライブで歌えるのは、8月3日に
クラブチッタ川崎で行われる「ピュア・ミュージック06’夏祭り」です。その時には僕はゲスト。そしてライブ中、伊豆田さんと一曲デュエットが出来るとの噂もあります。どうぞお楽しみに!